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バイクナビ ATLAS MCN43siレビュー


「Bike STYLEオープン記念フォトコンテスト」で受賞、「バイクナビ MCN43si」をゲットされた方から、バイクナビのレビューをいただきました!ぜひご覧ください。

「Bike STYLEオープン記念フォトコンテスト」で賞をいただき、その賞品として「ユピテル バイクナビ ATLAS MCN43si」をいただきましたので、早速愛車Kawasaki 1400GTRに取り付け、ツーリングで使ってみましたので、簡単にレビューしたいと思います。

取り付け

本機は、車体にクレードルを設置し、そこにナビ本体を取り付けるタイプとなっており、電源もクレードルから供給するタイプとなっています。

クレードルの設置自体は、これまで電源を取る作業をした経験があればさほど難しくは無いと思います。ただし、私の場合、マウントにPrjektDの「Universal Device MountⅡ」を使っているため、クレードルの電源コードが干渉し、そのままでは設置できませんでした。このため、10mmのアルミカラーとM4×40mmのステンレス皿ネジを使って下駄を履かせた形での設置となりました。

本機は、オプションでコントロールスイッチとレーダー探知ユニットを取り付けることができますが、そのためのコードに加え、音声出力用のイヤホンジャックコードが、電源コードから分岐しており、非常にスペースを取ります。それぞれのオプションを手軽に接続できるのは良いのですが、ネイキッドやオフ車などバイクによっては、コードの設置スペースに気を遣うと思います。

クレードルとナビ本体の接続は、いちいち電源コードをつなげなくて良いのでとても簡単ですが、少々コツが必要です。クレードルを上下から挟み込み、専用工具を使って落下防止ネジを止めるという方式なのですが、クレードルのカチッと感が少々薄いのと、ネジを止める専用工具が小さいことと相まって、上手く止まっていないことがありました。慣れというかコツが必要でしょう。

デザイン

全体デザインは、少し丸みを帯びた優しいイメージがありますが、これまで使っていたGARMIN nuvi205WPlusに比べると一回り大きいです。が、画面は同じ4.3インチであり、ハンドル周りに上手く収まったこともあり、使用しての違和感等はありません。

本体にはスイッチは2つ、電源スイッチと全体メニューを呼び出すメニューボタンのみとシンプルな構成になっているのも良いと思います。

が、オプションになっているのは承知で言いますが、オプションがあったとしても、本体にも音量調節スイッチがあるとなお良かったと思います。

画面表示・視認性

冬の晴天下での視認性は驚くほど良いです。本機にはカラーモードとグレースケールモードがありますが、GARMINのチラ見重視のコントラスト高めの色使いに比べ、全体的に柔らかい色使いではありますが、それでも思っていた以上に見やすく、チラ見でも十分理解できます。

ただし、案内ルートの色が、道路の種別によって異なってしまうというのは、違和感がありました。

見にくいのは、画面下1/4にあるメニューバー。半透明で下の地図と現在住所等がここに表示されるのですが、現在位置の下に「MENU」とあるので非常に見にくいです。

また、ここには到着予想時刻も表示されますが、これも現在地同様、とても見にくいです(チラ見ではほぼムリ)。特に到着予想時刻は、寄り道するしない等を判断する重要な機能ですので、ここはぜひ改善して欲しいと思いました。

ナビ性能

ルーティングは、基本的には比較的素直な線を引きます(というより、GARMINが独特すぎ?)。目的地を設定してからの最初のルート検索はそこそこ早く、ルートから外れた際のリルートなども十分なスピードです。

残念なのは、時々目的地判定が結構いい加減な所があり、しかも駐車場等でもない裏側に案内されることもありました。これは改善して欲しいと思います。

また、2011年春に販売開始されたナビにしては地図が2008年のデータと少々古いので、ルーティングにも影響を受けている点がありますので、こちらも安価にバージョンアップできることを期待します。

操作性

バイク専用を謳うだけあって、わかりやすく、直感的に操作することが可能です。

またグローブをしたままでも全く問題なく使え、車用ナビを流用するのに比べると、ストレスのかかり方は全く違います。

ただ、経由地の設定は、再計算させるだけでなく、案内をいったん開始させる必要があり、特に複数の経由地を設定する場合などは少々面倒です。

とはいえ、複数経由地をいったんセットできれば、その順番を簡単に変えられるのはとても便利です。

音楽・音質等

私はブルートゥースインカムを持っていませんので有線で案内や音楽を聴いていましたが、音はとても良いと思います。

案内や警告音声は、普通のお姉さん、キリッとしたお姉さん、萌え系入ったお嬢さんの3パターンあり、このメーカーらしい遊び心が感じられます(個人的にはこういう遊び心って大好きです(笑))。

ミュージックプレーヤーの使い勝手は良くありません。というのも、曲の管理がフォルダー管理できないのです。その結果、MP3ファイルを入れるフォルダに、何10曲、何100曲と並ぶことになります。さすがにこれは管理の面ではいかがかと思いますので検討して欲しいところです。

警告機能

本機のウリは、やはり各種警告機能が充実していることでしょう。

レーダー探知機メーカーらしく、GPSデータを使った警告はしっかりしており(設定によると思いますが、かなり前広に警告してくれます)、しかも設定によっては画面半分が警告関連表示になるため、音声での警告とあわせ、とても目に入りやすくて良いと思います。

これに、オプションのレーダー探知機をつけるとより良いのでしょうが、今回は手元にありませんので、評価はできません。いずれ購入も検討してみたいと思います。

その他

このように素性の良い本機ですが、全く解せないのが、電源管理です。

本体の電源ボタンを押すとブラックアウトするのですが、完全にOFFになるわけではなく、単にスリープ状態になるだけのようです。

電源が入った状態からの起動を速くしたいためだと思いますが、2~3日でバッテリーはほぼ無くなりますので、休日の前日の夜、「明日のツーリングのために…」と部屋で雑誌を見ながらルート設定なんてことは、パソコン等とケーブルをつながないとできないのです。せっかくバッテリーを内蔵するのであれば、コードレスでも使いたいところ。この辺りは絶対改善して欲しい点だと思います。

また、パソコンとの親和性はありません。日本製のナビはこんなもんだと言えばその通りなのですが、GARMINでパソコンで位置を検索したりルートを作ってナビに転送なんていうことをしていると、ちょっと寂しく感じるところでもあります。

総評

以上、簡単に使い勝手等レビューしてきましたが、素性はとても良くできたナビだと思います。ただ、上記のようにちょっとちょっとのツメが甘くて損をしているナビだとも言えます。あるいはオプションをそろえて完成する部分があるとも言えるかもしれません。

とはいえ、この辺りはその人のナビ(特にPND)に対する考え方や経験によってかなり違ってくると思います。

ユピテルさん&BIKE STYLEさんにはとても良い経験をさせていただき、本当に感謝です。しばらく、このナビも相棒に、できるだけいろいろなところへツーリングに出かけていきたいと思います。

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